院外キャリア
こんにちは。カズリッチです。
でかい本屋を一望するたびに、「結局ここにある本をすべて読むことはできないのか…」と失望しています。
院外キャリアとは何でしょうか。
正解は「病院の外で看護師として働く」ことです。
じゃ!次回の記事もお楽しみに!!ばいばーい!!
まじめに院外キャリアを紹介します。
実際私は院外で働いたことがないので、セミナーで聞いた耳寄り情報を皆さんにお伝えします。
yuito okadaによると「看護師免許は自由へのパスポート」だというのです。
僕の看護師免許にもそのようなことは一切書かれていません。
(もしかしてこいつ頭おかしいんちゃうんか…)と思ったそこのあなたはとても真っ当です。真っ当ですが、面白味に欠けます。
看護師免許を取ったからと言って看護師として働かなきゃいけない理由はありません。完全に学校のクソバ〇アどもに洗脳されています。
だって確かにそうですよね。学校の看護教員全員「看護師」として働いてきた人ばっかりなんですもん。看護の素晴らしさはいくらでも語れるけど、それだけです。他には何もありません。
今回のキャリアセミナーではその既存の価値観をぶち壊すために岡田先生がやってきました。
実際病院外で働く道にはどんなものがあるのでしょうか。
訪問看護ステーション、高齢者福祉施設、障害者施設、保健所、保育所なんかは容易に想像がつきますよね。
もっと、こう、「そんなところに看護師いたんかい!!!」っていうのを欲しそうな皆さんの目がヒシヒシと伝わってきます。
いいでしょう紹介しましょう。
自分的に一番興味をひかれたのは「厚生労働省」で看護師として働くという道です。
なんか国の機関ってだけですごい偉そうなおっさんが色々回してそうなイメージがあるじゃないですか。そんなことなくて普通に看護師やってそうな素敵な女性から、医療にまつわる政策立案についてのお話を聞いた時は「めっちゃカッコいい…」と思いました。
他には一般企業に看護師としての知見を活かして就職するパターンですね。
我々、臨床の者がいつもお世話になっているテ〇モや医学〇院なんかも勤めることができるそうです。テル〇に関しては数百人単位の看護師を雇っているそうです。シリンジの使いやすさとかを日々評価していたりするのでしょうかね。興味が尽きることはありませんね。
他にも、空港で感染症対策を行う検疫官や一般企業の労働衛生事業等を行う産業保健師、団体旅行に付き添い怪我や病気に対応する添乗看護師など様々な道があります。他にもディズニーランドで働くナースキャストなんて面白そうな仕事も…
今回紹介した以上にもたくさんの仕事があると思います。
Twitterなんかを眺めていてもほんとにいろんな働き方を実践している看護師がいて面白いな~と思います。
たぶん最初はなんにも無かったんですよ。
でも先人たちが「これやったら面白そうじゃね…?」と思ったことが今も残っているんだと思います。
だとしたら、あなたにも何か新しいことができそうな気がしませんか?
僕は新しいことをやってみたいと思っています。
いや、やります。「~したい。」、「~になりたい。」は誰でも言えます。
今は何も成し遂げていないただの青二才です。
でも挑戦者ってワクワクしませんか?俺だけですか?
今日の1曲
Tritonal - Gonna Be Alright feat. Mozella [Lyric Video]
そもそも大学院とは…?
こんにちは。カズリッチです。
前回のブログで「大学院!大学院!」と騒ぎ立ててはいたものの、「そもそも大学院とはいったいなんぞや…?」という原点に立ち返りました。
大学院と聞くと眼鏡をかけた頭の良さそうな人が「あーでもない、こーでもない」と言いながら議論をしているイメージがあります。
ちなみに大学院と大学いもは似て非なるものであることは賢明な読者たちには言うまでもない。
wikiでは以下のように述べられていました。
大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め、または高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする(学校教育法第99条第1項)
つまり大学院はすげえってことだ。
看護師という職業は高度な専門性を求められるという点でも大学院に進学することは理に適っていそうですね。
1876年、アメリカ合衆国のジョンズ・ホプキンス大学に世界で初めて「大学院」を設置したことが起源であり、日本では、1880年(明治13年)に東京大学の法・文・理の3学部に設置された「学士研究科」が最初とされています。
昔は「東京に行かないと大学院にいけないでござる!!」って環境だったことを考えると大体どこでも教育を受けられる現代は恵まれているのかもしれませんね。
でも、大学院に行くためには大学を出なきゃいけないって考えると専門学校卒業の人はどうしたらいいんでしょうか…ん…?
日本では、大学の学部課程の上に設けられ、同課程を卒業した者、およびこれと同等以上の学力 を有すると認められた者を対象に、学術の理論および応用を教育研究し、文化の進展に寄与することを目的とするものである(学校教育法第99条)。
なんと…!学校教育法によれば学力さえあれば入学できると書いてあるじゃないか!
しかし、30分に及ぶ激しいネットサーフィンの結果、「学位相当の学力」がいったい何を指すのかはわかりませんでした。おそらく受験する大学院によって定義が異なると思うので自分で調べてみてください(丸投げ)。
さあ肝心の大学院に入った後にできることとは何なのでしょうか。まさか「あーでもないこーでもない」と眼鏡をかけながら言うだけではないはず。
大学院には博士前期課程、博士後期課程、一貫制博士課程、後期3年博士課程、4年制博士課程、修士課程、専門職学位課程などと通称される多数の課程があります。
まあ基本的には修士課程と博士課程の2つに大別していいとみるべきでしょう。
修士課程では2年間学び、「修士号」を所得することになります。
博士課程では3年間学び、「博士号」を所得することになります。博士号を所得するためには修士号が必要となるので、最短でも5年間は学ぶことになります(長い!)。
しかし大学よりは長いけれど小学校よりは短いと考えれば皆さんの心も少しは休まるのではないでしょうか。
ではこの修士だか博士だかがやっていることとはいったい何なのでしょうか。
私は行ったことがないので真相はわかりかねますが、きっと「研究」を行っているのではないでしょうか。
研究者…いい響きですね。研究について書くのはまた今度にします。
それでは皆さん1分1秒を大切に生きましょう。
今日の1曲
キャリアアップセミナーについて
こんにちは。カズリッチです。
そろそろボヘラプはご覧になられたでしょうか。まだ観てない?じゃあ今すぐにこのブログを読み通してから映画館へGO!!!
今回のセミナーでは名前の通り看護師のキャリア形成についてのレクチャーが行われました。看護師として働いていく自分の未来を見つめるとどんな道が待っているでしょうか。
「まずは主任で~、そのあと師長になって~、ゆくゆくは看護部長かな~」なんてキャリア思い描いている人、はっきり言って一人もいないと思います。まず組織を変えるために看護部長なってる暇あるなら医療政策変えたほうがいいです。って誰かが言ってました。
今回セミナーで主に紹介されたキャリアは3つ
・専門看護師(CNS)
・診療看護師(NP)
・看護教員(kango kyouin)
・院外キャリア
の4つでした。
正直言うと「認定看護師」については先行きが不透明なこともありあまり触れられていませんでした。すでに広く普及されていることもあり今更説明する必要もなかったのでしょう。それよりも「特定行為」についてかなりハイレベルな意見が交わされていたのですが、新人看護師のカズリッチには「もうわかんにゃ~い」状態でした。
CNSを担当していた齋藤だいすけはんは「専門看護師になれ!!!」って言うし、NPを担当していた今井崇にいやんは「診療看護師になろうよ!!!」って言うしでもう何になったらいいのかわかりませんでした。
でもそれがよかったのかと思います。素晴らしいことに僕らには迷ってしまうほど選べる道が示されているのです。これはすべて先人たちの努力の賜物です。ありがとう、先輩たち。一生忘れません。
CNSやNPについてこの場で説明するのはあまりにもめんどくさ過ぎるので割愛しますが、それぞれが力を発揮できる場所で働き、協力し合うことが大切なんだそう。
私が一番興味があったのはダ~山修平先生による看護教員についてのレクチャーでした。
自分はそもそも先生になりたいという夢もあったので「看護教員もいいかな~」なんて思っていたりしたのですが、これがなかなか壮絶な道だそうです。
学生視点だと教員なんて教壇で資料棒読みしているところか、実習で学生を怒鳴りつけているところくらいしか想像できませんが(イマジネーション不足)実際には膨大な量の事務作業があるようです。ダ~山先生も一番上達したことは「ホッチキスで資料を止めること」とおっしゃっていました。
夢のない職業ですね。それでも学生と関わることは素晴らしいことだと話されていた姿が印象的です。
しかし、何をやるにしてもまずは
「大学院を出ないと(修士をとらないと)何も始まらない!!!!!」
というのが全体を通してのメッセージだと感じました。
「大学院て…ハードル高すぎやろ…」
とおビビりになられているそこのあなた。私も一緒です。
だから情報を共有しています。
次回は大学院について書いていきたいと思います。
院外キャリアはまた今度。
今日の一曲
最果て
こんにちは。カズリッチです。
今洗濯物を干し終わったばかりなのでとても疲れています。私も一人の人間であることを実感します。まさに幸せそのもの。
さて今回は先日開催された「看護師キャリア支援セミナー in 北海道」について書きます。セミナーの内容については岡田悠偉人さんのブログで正式に発表される「はず」なので自分はあくまでも個人的な感想を述べるだけです。
そもそもこのセミナーは以前東京でも開催されており、私は大学の同期たちとそのためだけに東京に行ってきました。今回は岡田さんが以前看護師として働いていた縁の地でもある北海道で開催するに至ったんだってさ。
そんなこんなで今回はスタッフとして参加させてもらいましたがやっぱりすごかった。
何がすごいってもうここでは言えないのが残念なんだけどとにかく凄かった(語彙力)
まず自分たちが持っている看護師免許の持つ可能性。
普通に働いていたらまず考えられないような道がそこら中に転がっていることを教えてもらえました。受講生のほとんどは目玉が飛び出していましたので救護班が忙しかったことは記憶に新しいです。
と、ふざけたことを書いていたらyuito okadaから「内容も好きに書いていいよー」と通達があったのでもう少しまじめに書きます。いぇーい。
今回のセミナーは北海道で開催されたにも関わらず本州・四国・九州からも多くの受講生が参加しており、予定人数オーバーで開講するに至りました。
すごい人数です。たぶん僕が「セミナー開くよ!」って言ってもこんなに集まりません。今は。
それと東京で開催したときにも感じたことは、男性の比率の多さです。およそ半数は男性でした。日本の看護師の男性比率は5%程度と言われているにもかかわらずです。
これは非常に興味深いと感じました。男性がキャリアを求めるのはなんとなくわかりますが、女性がキャリアを求めないのはなぜでしょう。「求めない」のか、それとも「求められない」のか。
さあ書きたいことが多すぎて困り果ててきました。ここが困りの最果て。
こうゆうときは小出しにしていくのが一番の策だって音更のじいちゃんが言ってたな。
というわけで皆さんおやすみなさい。また明日書きます。
今日の一曲
まじボヘミアンラプソディー最高なんで観てみてください。
Queen - Don't Stop Me Now (Official Video)
学会ってどんなもん?
こんにちは。カズリッチです。晴れて改名いたしました。
かなり久しぶりのブログ更新となります。驚いたのが、ほとんど更新していないのに閲覧しに来ている方がいるということですね。ありがたいです。
今回は、学会のことについて書こうと思っています。
というのも、学会ってどんなところやねんってことを知ってもらおうと思ったからです。
おそらく一般の方(私も含め)のイメージとしては、’’スーツを着たお偉いさん方が難しそうなことを話している’’というものではないでしょうか。
その予想、大体あってます。ただ、学会にも色々あるので一概にそうとは言えないかもしれません。そこは自分で行って確かめてください。
私たちが今回参加した学会は、「糖尿病看護教育学会」というものです。
毎年開催地域が変わるのですが、今回はざんね…ラッキーなことに茨城県の水戸市で開催されました。茨城県と言えば日本一魅力がない県ナンバー1で有名ですね。県民たちの自虐っぷりも天晴でした。
軽くご紹介いたしましょう。
これはおそらく茨城の空です。撮ったの僕じゃないのでわかんないです。きれいですね。
駅で出迎えてくださったのは水戸光圀ご一行さま。肝心の紋所担当大臣である格さんが明後日の方を向いているのには敢えて触れないでおくことにしましょう。あと藁納豆の像もありました。
以上になります。
あと水戸の梅大使さんはとてもきれいでした。
飲みに誘おうかと思いましたが声をかけることができず断念。己の圧倒的力量不足を痛感した。
隣のぬいぐるみはたぶん光圀です。
そろそろ本題へと話を戻リッチしましょうか。
学会は大きなホテルや会館を貸し切って行われます。今回の学会では1000~2000くらいの全国の糖尿病看護フリークたちが集まったようです。
実は私も演題登録をして発表してきたのです。大学時代の卒業研究を発表することができました。ゼミの教授のパワーが何といってもすごい…
演題は「糖尿病患者の多項目短時間唾液検査結果から見た口腔内状況の関連と検査に対する反応と変化」についてです。惜しくもノーベル賞受賞まではいきませんでしたが、選考委員の喉元までは出かかっていたという噂もチラホラ…
実際の発表風景はこんな感じです。みんな聴いてるフリしています。
他にもこんな感じで発表していたり、
更にはこんなにおっきいホールで講演をするという猛者まで現れる始末です。
実際、こうゆうところで発表できる人たちはその道のガチ勢ばかりなのでめちゃくちゃ勉強になります。いつかこうゆうところで講演できる人間になりたいのでなります。
「じゃあどんな事学んできたんだよ。」ということはまた次回にしましょう。
今日の一曲
サカナクション / ネイティブダンサー -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-
地震、雷、火事、おやじ、人
こんにちは。カズッペです。正直おやじよりババアのほうが怖いです。
それはもう…ひどい地震でした。
夜中の3時ごろ、とてつもない揺れとけたたましいアラーム音が私を目覚めさせました。
「(すげえ揺れてんな…)」と思いながらも、あまりにも眠かったので布団をかぶりなおして寝ることにしました。
そういえば喉が渇いたなあと思ったので一回起きて水を一口飲んで排尿を済ませました。「(もう一回揺れたら逃げよう…)」、その程度の認識でした。
そしてまたいつもと変わりない明日が来る…と思いきや、事態は予想を大きく超えていたようです。
まず病棟の連絡網(グループLINE)が大きな動きを見せました。色々なところで停電やら何やらが起きているというのです。
よく見たら我が家も停電しているではありませんか。
てことは病院もやばいんじゃね…?と考えるあたり、自分でも立派な社会人(社畜)になったもんだと思いました。
病院には緊急事態に備えた電源設備があるので、いきなり呼吸器が全部止まる、などということは起こりません。それでも職場の先輩や患者のことは気になるものです。
うちの師長はすごいです。あの状況の中でもすぐさま病院へと飛び出したのですから。
自分も呼ばれた時にはいつでも出動できるよう、Twitterに明け暮れていました。
…気が付けば7時半。普通に寝てた。このままでは遅刻する。
停電のためシャワーを浴びれないことに気づいた時には時すでに遅し。冷水を頭からかぶって難をしのぐことにしました。
出勤してみると意外と人数がいることに気づきました。近くに住んでいる人は休みにも関わらず緊急(エマージェンシー)出勤したそうです。畏敬の念を抱かざるを得ません。
このような災害時でも、危険を顧みず患者のために出てくる看護師はやっぱり尊いなと思いました。
停電のため、大きな検査や処置などはできなかったため、かなり暇な勤務となりました。
しかし、感じたのは大きな精神的ストレスですね。
いつ来るかもわからない本震に対する予期不安、電子レンジが使えないため冷たいカレーを食べるという屈辱、明日の日本代表戦がおじゃんになるという悲しみ。
自然の前では人間など無力なのだと再認識しました。
ただ時間に余裕があったため、沢山の患者と密に触れ合う機会を設けることができました。
「どんな仕事にも一長一短がある。」、目の前にあるトイレに気づけない認知症のおばあさんでも、生きる上で大切なことを教えてくれます。
病院を自分が働く寿司屋だと勘違いしてしまい、注文の紙を探し回るおじさんも忘れられない言葉を残してくれます。
患者は「患者」である前に「人」です。
一人の人として向き合うことで多くのことを学ぶことができます。
今回の地震は私にたくさんの「考えるきっかけ」を与えました。
どんなことも経験に変える力、意味ゲーだな。
未だ行方不明となっている方や亡くなった方もおられます。心からご冥福をお祈りいたします。
少しずつ、北海道らしさを取り戻していきましょう。
We love Hokkaido.
EDMについての所感
こんにちは。カズッペです。最近ブログ活動をさぼっています。
突然ですが皆さんはEDMは好きですか?私は大好きです。
EDMとはElectronic Dance Music の略語でノリノリダンスを踊るための曲です。
ロックやポップス、ジャズやクラシックも好きですが、自宅で聴いている音楽はもっぱらEDMです。最近はAudien,Dubvisionなどを聴いています。
浴室で大音量のEDMを流しながら過ごす時間は格別です。クラブで朝が来るまで踊り明かすなんてのもこれまた趣があります。
Audien ft. Cecilia Gault - Higher
EDMと言えば「パリピの象徴」、「イケイケのヤンキーやギャルが聴いている」という印象が強いでしょう。
実際クラブに行くとその通りです。私のようなイモ臭い奴など存在しない空間が出来上がっています。女性への水着の貸し出しや、テキーラの無料プレゼントなんてのも日常茶飯事です。
男は女を嬲るような目つきで見ており、女もその期待に応えるかのようなファッションで挑発しています。性的欲求を満たすための社交場と化しているのが現状です。
三大欲求のうちの一つである「性欲」を満たすためにEDMを活用しているというのは非常に興味深いことです。クラシックやポップスではここまで公的な形で活用することは難しかったでしょう。
まあ大人の遊び場ですからなんでもいいんですけどね。風営法とかは守っていると思います。
ただこのような現状を目の当たりにして、そういったことに耐性のない人々がドン引きするのも無理はありません。「恐ろしい場所」だから近づかないようにしよう...となるのも仕方がないと思います。クラブとはそうゆう場所です。
でもEDM自体はどうでしょうか。
別にEDMは性交渉を推進する内容の歌詞を歌っているわけではありません。(中にはそうゆうのもありますがロックも大差ないです。)
私はEDMが素晴らしい音楽だと思っています。
迫力があり、単純なテンポがゆえに踊りやすい。バカでもわかる魅力があります。
そうかと思えば重厚な物語を緻密なメロディーに乗せて歌う曲も沢山あります。
世界で盛り上がっているだけの理由がわかります。
なのになぜ世間では「パリピの象徴」で片付いているんでしょうか。
私は悲しいです。EDMが好きと言いづらい雰囲気が。
将来ジジイになったときに老人ホームで踊れないのは苦痛です。
ここで一句、
「腰曲がり 耳聞こえずとも 踊りたい」
DubVision & Afrojack - New Memories (Official Music Video)
元凶はダンスクラブの経営にあると私は考えています。
一般的にライブハウスやコンサートホールといった「音楽を楽しむ場」では入場料の金額が、男だから高い、女だから安い、というようには設定されていません。
しかしダンスクラブだけはこれがまかり通ります。同じ音楽を楽しむ場なのに男だからという理由で高い入場料をふんだくられます。
背景には「女性的価値の商品化」があると思います。つまり相席居酒屋と同じです。
こっちは音楽を楽しみに来ているのに相席居酒屋で踊らされているのと変わりありません。
あとこのシステムに一番バカにされているのは「女性」です。このシステムの中では女性は単なる客寄せパンダにすぎません。
男性は金を多く払い、女性の性的価値を享受するという主従関係が生まれています。
性的価値を楽しむのが悪いとかではなくて、男性優位の上下関係が生まれているのが問題だと思います。
「安く済む」という理由で選択するのは女性自身の価値を貶めていることに気づいてほしいです。
そして来るならぜひ音楽を聴きに、ダンスを楽しみにきてください。
他にも解決すべき社会問題は多々あると思いますが、私にとってはこちらのほうが重要なんです。