看護師、東南アジアへ行く。
どーも、こんにちは。イマヌエル・カンゴです。
実はわたくし6月から7月にかけて東南アジア(タイ・カンボジア・ベトナム)に行ってまいりました。
海外に行くこと自体初めてだったのですが、これまでの自分の殻を破るため単身向かうことにしました。
これからブログを全3回に分け、海外一人旅についての記事を書いていきたいと思います。
記念すべき第一回目はタイ編。
微笑みの国Thailandで起こったことをありのままに話すぜ。
まずはこちらの写真をご覧ください。
ここは韓国。タイのバンコクに行くまでに新千歳空港から韓国のソウルに行かなければなりませんでした。トランジット(乗り継ぎ)というやつですね。
滞在時間は5時間ほどでしたが、こうゆうのでも「おれ韓国いったことあるさ~」と周囲に吹聴してもよいのでしょうか。己の倫理感が試されているような気がします。
日本からタイに到着するまでは15時間かかりました。格安航空なので致し方ありません。大体片道2万円くらいです。
飛行機に揺られること数時間、ついにタイ到着。ユーラシア大陸のにほいがしますね。
現在のレートでは1バーツ=3,50円。しかし現地の物価がわからないため、最初に乗り込んだタクシーに倍額ぼったくられる羽目に。あとから知人に話を聞いて初めて知りました。
現地に到着した時間は夜の12時を過ぎていたので、正直なんでもいいから早くホテルに連れてってくれという感じでした。そこに付け込んだのでしょう。狡猾なタイ人だ。
翌日、朝起きてとりあえずバンコク市街へ向かおうと宿を出る。空港から市街へは数キロ離れているため、列車を利用することに。
駅に到着、片言の英語で駅員に時間を確認しチケットを購入する。バンコク行は11時。それまでのんびり待つことに。
11時になり列車が到着。駅員とアイコンタクトをとる。
「(こいつがバンコク行きか?)」
「(ああ、もちろんだ。)」
意気揚々と乗り込んだのも束の間。車両は明らかにバンコクと逆方向へ向かう。
オロオロとする日本人がポツリ。周囲に知った顔はいない。
近くに座っていたご夫婦に話しかける。「これはバンコク行ですか?」と。
「違う。これはバンコクには行かない。」的なことをタイ語で言い始めた。
「終わった…」そう思ったのも束の間、突然隣の奥様が「アナタニホンジン?」と問いかけてきたのであった。なんとこの女性は若いころ日本に住んでいたことがあり、少し日本語が喋れるというのであった。しかも、せっかくだからこれから私たちと寺に行ってそのあと一緒にバンコクへ帰ろうというのであった。
こんな神展開ある?と思いつつもちょっと怪しい気がしたがご厚意に甘えてついていくことに。
到着した先にはとてつもない宗教施設があった。不安そうにしている私に、「アナタツイテクル、ダイジョブ。」と必死に安心させようとしてくれる奥さん。もうこの人に身を委ねるしかない…そう思った。
実際この夫婦はマジでいい人達で、いろんな施設を紹介してくれたり、うまい飯をおごってくれたり、お土産にと一人では食べきれない量のお餅を買ってくれたりした。
「ワタシホントハニホンニイキタイ。デモタカイ。オットモワカッテクレナイ。」と悲しげに語っていた。確かに日本は物価も高いし、旅費もかかる。一般的なタイの家庭では日本への旅行費を稼ぐのは並みのことではないそうだ。
だからいつか私はお金をたくさん稼いでこの二人を日本に招待したいと思った。それくらい本当に救われた。ぜひとも恩返しがしたい。
この後二人は私に切符を買い与えてくれた。二人は途中で降りることになってしまったが、「コノアトモノッテル。ダイジョブ。」と手を振りながら私を見送ってくれたのであった。
ここまででタイ初日の夕方です。
まだ一日も終えていませんが、私はここでいったん筆を置きたいと思います。
疲れました。明日も日勤なので寝ます。
このあともタイは盛りだくさんです。全3回?
収まるわけないでしょ。
今日の一曲