動機
こんにちは。カズッペです。実はわたくし普通の人間ではありません。
その昔、お風呂場で母に「僕は普通の人?」尋ねたところ、
「普通の人なんて一人もいないんだよ。」という言葉が返ってきました。
自分が普通の人間ではないうえに、他の人間も普通ではないということを知った私は幼いながらも納得したことを今でも覚えています。多数派か少数派かの違い。
「普通はこう」、「そうするのが普通」などというのは人々が数多の経験を通し培ってきた知恵です。しかし、看護の世界では「普通」ということがあまり通じません。
人によって性別も年齢も生活背景も何もかも違うからです。
看護界ではそれを「個別性」と呼びます。
ちなみに私は個別的に関わってもらうことが好きです。アーティストがライブで聴衆に向けて投げかける言葉よりも、友人が自分のために考えてかけてくれた言葉のほうが染みます。みんな好きな人がくれた手紙とかサシ飲みとか好きでしょう。それです。
と、言いつつも不特定多数の人に向けた媒体で自分の言葉を並べている自分は何がしたいのか。
一つは自分の考えていることを文章として残す力を培うためです。私は将来必ず本を書いて出版します。死ななければおそらく実現します。自信、確信はなし。
二つは言論をするということの価値を思う存分味わいたいからです。ただの一般市民が何を書いて発信してもオッケーな時代、国に生まれてるんです。日本マジサイコー。
三つは苦しんでいる人の助けになりたいからです。今の自分は何の力もない、クソ無力な若者です。ただラッキーなことに看護師免許を持っています。看護師として病気で苦しんでいる人の助けになるチャンスが与えられました。
しかしこの看護師というお仕事、どうもへんてこなことが多い。何が変かってことをみんなと話してみたい。本当は対話したい。議論したい。でもそんな時間もないと思うので、話だけでも聞いてってください。
この文章を読むあなたの中で、ある時ふと、私の言葉が響けばいいなと思います。
「男なのにどうして看護師なの?」
母が看護師なんです。何度も助けてもらいました。恩返しがしたいんです。